-女は、より優れた遺伝子<good gene>を選び抜く
-女は、自らと自分の子供を男に守れる男<good dad>を求める
それぞれについて、より具体例を用いて理解する。
Good geneとは?
生物の生存目的は種の繁栄であるという前提に基づくと、
後世に残り、繁栄する遺伝子が優れた遺伝子である。
男女の間に産まれた子供は、当然、親の特徴を引き継ぐが、
その子供が同様に優れた遺伝子を捕まえ、これを繰り返すことが本能的に望まれる。
現代において、
モテる男のわかりやすい特徴を挙げると、例えば
・イケメン
・背が高い
・高学歴
などがパッと思い付くだろう。
ルックスが良い、あるいは知能が高い、という特徴もつ男は
産まれた子もそうなる可能性が高いことは容易に類推できる。
なるほど、、子供もモテる可能性が高くなり、自分の遺伝子は目的通り続いてゆくだろう。
しかし、これはあくまでone of themである。
本質は、モテる男の子供は、モテる可能性が高い=良い遺伝子、ということである。
イケメンであることや、背が高いことは十分条件であって、必要条件ではない。
武器にはなるが、極論すれば、必要ない。
モテるようになるためには、モテることで遺伝子の優位性を示すことが必要なのだ。
これは途方もない事実に見える一方で、現実的な戦略を導く重要な糸口である。
身近な例を出すと、
世にイケメンは多くいるが、最も多くの女に黄色い歓声を浴びるのは、
”今流行りの”俳優や歌手である。
男から見たら、「V6の長瀬くんの方がどう見てもカッコイイだろ。。」と思っても、
自分以外の女からモテまくっている男が、女から見れば優れた遺伝子に見えるのだ。
女が流行に敏感な性質をもつことも、この点からうなづける。
この傾向は、女の年齢が高いほど明確になりやすい。
これは、その成長の段階で、様々なタイプのGood geneを見てきた経験による。
一方で、若い女(例えば小学生)は、人生におけるGood geneのサンプル数が少ないため、
わかりやすく、足が速い、顔が周りより整っている、賢い、といった点を
Good geneとみなす。
当然、本ブログ読者の皆様の恋愛対象は成人女性であるはずなので、
”モテる”という特徴によってモテることが王道なのである。
もう一点、Good geneとみなされるために、不可欠なことがある。
前項でも述べたが、文化的な生活を手にいれるまでの数十万年、
女は立場が弱く、男の庇護が不可欠だった。
気に入らなければ、男は力で女を征服出来た。
当然、女の顔色を伺い、媚びることなんてありえなかった。
また、男は消耗品であり、大人になるまで生存し続けること自体が、価値となった
(=good gene)。
裏を返せば、大の男が、女に媚びへつらうことは、異常なのである。
女はそのような男を見ると、反射的に欠陥のある弱い遺伝子とみなす。
無意識的にも、このような男と子供を設けることは絶対に避けることを本能が囁く。
もちろん、現代においても絶対に避けなければならない。
これはGood geneであることの最低条件である。
Good dadとは?
命の危険が常にある時代、産まれた子供を育てるために、女は男の庇護を必要とした。浮気をされ、見捨てられることは母子ともに命を落とす自体を引き起こす。
他の女に目もくれず、自分とその子供を守れる男がGood dadである。
現代においては、日々の生活における命の危険こそなくなったため、
経済的な援助の要素が主である。
女はGood geneとGood dadを求めると冒頭で述べたが、
鋭い読者はこの二つが相反することにお気づきだろう。
モテる男は、当然、他の女も魅了するし、誘惑も多い。
そのため、女の好みはGood geneとGood dadの間で揺れ動き、好みは多様化する。
イケメンは苦手、普通で浮気しない人が好き、などの意見は案外よく耳にするだろう。
以上をまとめると、女が本能的に求めるGood geneとGood dadを兼ね添える男は下記の特徴をもつ。
・女からモテる
・女に媚びない
・浮気せず、女とその子供を生涯にわたって守る
わかりやすい例で言えば、下記の①は最高のアプローチである。
モテている男が、自信を持って、他の女に目もくれず、アプローチしている。
①「(他の女にもモテているんだけど、)君だけを見ている、君に振り向いて欲しい」
一方で、下記②は一見、誠実とみなされることが多いが、最悪のアプローチである
モテない男が、自信なさげに、忠誠を誓っている。
Good dadの部分こそあれ、Bad geneであることがありありと伝わり、女は本能的に拒絶する。
②「(誰にも相手にされないんだけど、)君だけを見ている、頼むから君には振り向いて欲しい」
モテない男の多くは、誠実さだけを押し出したGood dad特化の②のアプローチをしてしまう。
大切なGood geneの部分が欠如している。
これでは魅力的には映らない。少なくとも相手が妥協しない限り。
優しいだけの男がモテないのはこのためである。
<オマケ>
不良はなぜモテる?
不良は、教師に反抗する。
周りの男子が親や教師の傘下にいる中で、教師に反抗する様は、自立の印象を与える。
自分の女を、敵においそれと渡さないGood dadの部分が感じられる。
また、人に媚びない態度は、Good geneの部分を匂わせる。
結論:モテるためには、他の女達にもモテて、それでいて浮気せずに特定のパートナーのみを守り通すことが求められる
自分はもう無理だ。。。と思わないで欲しい。
目指すべき姿が明確になったことで、
モテたくば、少なくとも
”いかにも上記のような男である”ように振る舞えばいい話であるとも言える。
イケメンである必要がないこともわかったのだ。
戦略をたてよう。
純
0 件のコメント:
コメントを投稿